アサヒ衛陶 トイレタンク【TRA33856(N)】の手洗い水が出ない メンテナンス

DIY

今回の記事は調べても出て来なかった内容だったので、見た方の少しでもお役に立てればと思い筆を取りました。結果から言うとフィルターの目詰まり。初めから分かっていれば10分程度で終わったのに・・・

経緯

引っ越しに伴い、住んでいた家を売却するのに少しでも査定を上げるために不具合箇所を直すことにしました。
気になっていたのはトイレの手洗いの水が出ない所。もちろん初めは元気に出ていたが、気付いたら出なくなっていたのです。今まで触ったことのない自分には未知の世界。それでもやらねばと重い腰を上げたのでした。

タンクの内部確認


恐る恐る蓋を空けて見ると、うん、よくわからん。蓋を動かすと手洗いの水がチョロチョロは出るので、水は出てはいるみたい。

手洗い吐水管に繋がっているホースを外してみると水の勢いが弱い・・・


色々調べてみると、「ボールタップ」とやらが原因の故障が多いそうな。フロートは壊れていないようなので、ボールタップの内部が壊れているのかもしれないということで、替えのパーツを探してみる。まずメーカーが『アサヒ衛陶』という聞いたことがない会社。リフォームで取り付ける場合が多いらしいが、素人は「TOTO」「LIXIL」などメジャーな会社しか知らないのです。

まあそれはともかくネットで部品を探すと、純正品は一万円越え。自分で直せば安くは済むものの、でもちょっと高い。。。

ホームセンターで部品を物色

とりあえずホームセンターで部品を物色。すると、汎用品が3000円で売っているじゃないですか!

この部分を外して新規取付け

これで直れば儲けものと思い早速購入して取り付けるが、水圧は変わらず。(取り付けた写真なくてすみません)

部品展開図を隅々まで確認


新しいものを買ってもらちがあかないので、再度ネットでタンクの部品展開図を見て構造を確認してみると、水道管が繋がっているパイプの上にストレーナーユニットなるものが付いているらしい。

ストレーナーってフィルターみたいなものだよね?

フィルター清掃

一体型になっているんだろうなと思っていたが、良く見てみると一番上の所が回せそう!ダメもとでプライヤーを使って回してみると外れるじゃないですか!外してみるとやっぱりフィルター登場!

汚れたフィルターの写真は撮り忘れてしまったが、真っ黒に詰まっていた。水道は井戸水ということもあり、砂が詰まっているような感じでした。洗うと新品のような綺麗さ。
さて、元に戻してどうなるか。

フィルター清掃後


水道の元栓を開けると勢い良く水が出てきました!結果、ボールタップやフロートの故障では無く、ただのフィルターの詰まりでした。

今回は汎用品のボールタップを買った費用が無駄になってしまいましたが、それでも業者に頼んだらかなり高い費用を請求されたかもしれない。業者も商売だからボールタップも純正の新品に交換して、更に人件費もかかるから20,000円くらい掛かったかも?

きっと業者さんだったら基本的な事だったかもしれませんが、素人には未知の世界。でもこのご時世ネットで調べればなんでもわかる時代になっています。DIY好きでなんでも自分でやってしまう方のお役に立てればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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